CT検査

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CT検査

CT検査

X線を身体に照射して、透過した線量の差をデータとして収集し、コンピューター処理することによって身体の内部を画像にする検査です。X線は身体の組織や臓器によって透過性が異なる性質があります。病変部位と正常部位も透過性が異なるのを利用して画像を作成し、診断に役立てています。
当院の装置は、16列マルチスライスCT装置で、1度の息止め(約10秒程度)で目的部位の断面を撮影することが可能です。また付属のワークステーションという画像解析装置によって、いろいろな情報や断面も提供できます。3次元画像(3D)や仮想内視鏡(内視鏡で見る感覚で画像操作をする)も可能です。

撮影部位、種類

  • 撮影部位は全身の撮影が可能です。
  • 検査の種類には、単純と造影があります。
  • 単純は、検査部位に金属などがなければそのまま検査用ベッドに寝ていただき、数秒の息止めで検査します。
  • 造影は、単純では識別できない場合や、より詳細な情報を得るために、ヨード系造影剤という薬を静脈より投与して検査します。

検査時間

  • 単純撮影 → 5分から10分位です。
  • 造 影 → 10分から15分程です。
  • 単純+造影 → 15分から20分程です。

装置


東芝メディカルシステム社製 Aquilion 16(マルチスライスCT)

画像の紹介

通常は、体軸に対しての横断像を撮像しますが、コンピューター処理による再構成画像にて、環状断像・矢状断像や3次元(3D)画像を得ることができます。

横断像 冠状断像 矢状断像 3次元(3D)画像

膝と股関節

細かく撮影したデータを画像処理することにより、3次元(3D)画像を作成します。
また、任意の方向から見ることにより、実際には見えない骨の裏側や細部まで診断することができます。

デンタル

CTで撮影された上顎及び下顎の画像を再構成し、歯列にあわせて歯の全体画像を作成します。条件の設定により軟部組織および骨の状態把握が容易となり、インプラントなどの術前情報を提供できます。

脳血管の3次元(3D)画像 (造影)

造影剤を静脈から投与し頭部を高速撮影することにより、脳血管を立体的に作成できます。その他にも頚部や腹部などの血管も作成できます。

仮想内視鏡 (気管支)

CTのデータから胃や腸管などを自動抽出し、展開画像などを合成し組み合わせて表示します。内視鏡を挿入することなく、気管支内を突き進むように見ることができます。
胃や大腸などの消化管においても可能ですが、前処置が必要です。

心臓や脳血流の解析

3Dまたは2D画像上で、左右冠動脈起始部2点を指定するだけで、分岐部も含めた冠動脈の全長を抽出できます。主要な冠動脈狭窄の有無、ソフトプラークの形状を表示して確認できます。

脳血流解析

頭部領域においてダイナミックCTから得られたデータを画像処理し、脳の血流状態を定量的および視覚的に評価します。
脳血流量(CBF)、脳血液量(CBV)、平均通過時間(MTT)を計測しマッピングすることにより、急性期脳梗塞の有無や梗塞範囲を評価します。

 
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