血清検査

血清検査

生体の免疫機構に関わる血液中の抗原・抗体を調べる検査をしています。これにより免疫異常や病気感染の診断の指標とします。
他に腫瘍マーカーやホルモン検査・血液型・輸血に関わる検査もしています。

感染症検査

ウイルス等に対する抗体或いは抗原についての検査です。
梅毒・肝炎などの原因となる肝炎ウイルス(B型・C型)・エイズウイルス(HIV) などの抗体を測定します。

抗体とは?

抗原の刺激により体内で作られ、その抗原と特異的に結合する蛋白です。 人が細菌やウイルスに感染すると、細菌やその毒素がもと(抗原)になって血液中に抗体が作られます。そのため、体内に侵入した抗原に対してそれと結びつく抗体を調べることにより感染の有無がわかります。

腫瘍マーカー・ホルモン検査

腫瘍ができたときなどに特異的に増える腫瘍マーカーの測定をします(稀に腫瘍以外の要因でも増える場合があります)。
内分泌疾患の診断の補助としてホルモンの測定も行っています。
実施項目 CEA・CA19-9・AFP・TSH・FT3・FT4

腫瘍マーカーとは?

体内に腫瘍ができると、健康なときにはほとんど含まれない特殊な蛋白や酵素などが血液中に異常に増えることがあります。その物質を測定することによってガンの早期発見につながるとともに治療効果判定、経過観察にも役立ちます。

血液型検査

血液型とは赤血球の表面にある抗原物質のことで、一般的にABO式血液型やRh式血液型があります。
検査は抗原抗体反応により型の分類をします。

Rh式血液型について

Rh血液型には赤血球膜上D因子(抗原)の他にも種類がありますが、多くの場合、D因子の有無を抗原抗体反応により検査し、(+)と(-)で表現します。

Rh式血液型
D抗原 日本人出現率
(+) 99.5%
(-) 0.5%
ABO式血液型
血液型 抗原(赤血球) 抗体(血漿) 日本人出現率
A型 A抗原 抗B抗体 約40%
B型 B抗原 抗A抗体 約20%
O型 なし 抗A+抗B抗体 約30%
AB型 A抗原+B抗原 なし 約10%

輸血などの際に異なる血液型が問題となるのは何故なのでしょうか?

血清中(血漿:血球以外の液体)に自分の赤血球の抗原以外の抗体(例えばA型の人はB型に対する抗体)を持っているためです。
そのため、血液型の異なる赤血球が輸血されると、この抗体が排除しようと抗原抗体反応を起こすことになります。

中央採血室(サテライト検査室)

 
電子カルテの導入に伴い中央採血室を開設しました。
また、中央採血室内では採血以外に検査機器が複数既存しています。(サテライト検査)。
サテライト検査室を稼動することにより結果報告の時間短縮を目指し患者様の待ち時間を少しでも減らす事を努力しています。
サテライト検査室で可能な検査:生化学・血球算定・血糖・ヘモグロビンA1c
 

 
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